時はきた、芋の時代の幕開けだ。
秋のスイーツといえば、栗を使ったモンブラン、かぼちゃを使ったプリンが有名です。
でも2020年からさつまいもが秋スイーツに殴りこみをかけ、1年経ったいまではすっかりブームになりました。コンビニでもさつまいもスイーツがたくさんならぶ時代、まさに芋時代です。
これからの時代、栗拾いは芋ほりにとって変わられ、ハロウィンではカボチャの代わりに芋がつるされるようになり、芋っぽいという言葉はダサいではなくイケてるという意味に代わる。パリでは芋のオブジェが飾られ、ロンドンでは時計台がさつまいも色に輝く。アメリカで「U!S!A!」と叫ぶ人はいなくなり、皆「I!M!O!」と叫び出す。
芋が世界のIMOと呼ばれる未来、すぐそこまで差し迫っている。
さてそんなスイーツ界の覇者ことさつまいもですが、群馬にも東京のかっこいいチェーン店がやってきました。
その名も、「高級芋菓子 しみず」です。場所は、スバルのお膝元、太田市です。
高級芋菓子しみずは、大阪発祥のチェーン店で、全国に12店舗展開しています。(2021年10月1日時)
大阪8店舗、東京2店舗 名古屋1店舗の次に展開したのが、なぜか群馬。しかも人がたくさん住んでいる高崎や前橋ではなく太田なので、ちょっと不思議です。
スイートポテトとプリンをテイクアウト!
店内で食べることもできるのですが、今回はテイクアウト。頼んだメニューは、スイートポテトとプリンです。ちなみにお店の営業時間は19時までですが、イートインの営業時間は17時まで。
芋の甘味で意識ははるか彼方へ
まずはスイートポテト。
紅はるかを食べると、複雑な旨味と甘さが口の中に広がりました。ほどよくねっとりしているので、紅はるかのおいしさをじっくり堪能できる感じです。芋のパワーを活かしたスイートポテトですね。
次にシルクスイート。これ、最高です。めちゃくちゃ甘い。砂糖ではなく、芋由来の甘さなので、上品さもあってものすごく好みの味です。しかも口触りが、紅はるかよりもあっさりしていて、しっとりとした感じなのも好きです。
2品ともに焼き芋を進化させたスイーツで、食べてると脳みそがどんどん興奮していくのがわかります。興奮のあまり、頭の中からはいもの2文字しか思い浮かばなくなりました。
意識をはるか彼方へ飛ばしてしまうスイートポテト。つまり、すごいスイートポテトです。
高いプリンの味がする。高いプリンは、たまごっぽさがあるけど、このプリンは芋の甘味と旨味と香りがつよい。プリンの中には焼き芋の粒が入っていて、これまたおいしい。これまた、すごいプリンです。おそらくポムポムプリンくらいすごいと思われます。
まとめ
高級芋菓子しみずのスイートポテトとプリンは、芋の甘さを活かしつつ焼き芋をアップデートしたようなスイーツで、おいしかった。今度は店内でパフェを食べてみたい。