東京から電車で90分。茨城県の結城市に、呉服店の蔵を改装したサウナがあります。
サウナというと、施設のサウナや山の中でのアウトドアサウナがスタンダートです。古民家を改装したサウナというのは珍しい。
「蔵を改装したサウナ?どんな感じなのかな」と思い、また僕の住む群馬からも近いため行ってきました。
このサウナ、8月に行ったのですが夏の風情がすべて詰まってました。
・水着が必要になります(レンタルもありますが、持参がおすすめ)
・予約が必要になります。→事前予約はこちらから。
・駐車場は、結城商店街・観光客一時利用駐車場にありますが、停められない可能性があります。ちなみに僕は結城駅の近くの駐車場に停めました。
サウナに入る前もサウナに入った後も風情がすごい

蔵サウナは、1階が更衣室、2階がサウナになっています。頑丈な扉の奥に呉服店のカンバン。歴史の重みを感じます。

もともと90年以上続いた呉服店だけあって、木材に年季が入っています。「質」と書かれた部分を開けると、更衣室です。
歴史のある建物なだけあって、ピリッとした雰囲気を感じます。ちょっと緊張してきますね。

水着に着替えて、おばあちゃんの家のような急な階段を登り、扉を開けると……、

ででん!!ごつめの薪ストーブが登場。
ぎっしりとサウナストーンが積まれています。

ストーブ、めちゃくちゃ大きいです。

パチパチと薪の燃える音を聞き、やわらかい熱を浴び、窓から差すほのかな光と薪ストーブの炎と小さな電球で彩られるサウナ室でじっと汗をかいてると、心がどんどん静まっていきます。
蔵ならではのちょっと狭い感じも風情があって最高です。
しっかり汗をかいたら、

外に出て、水風呂までの道のりを歩き、

深さが半端ない、樽の水風呂に体を沈めます!!
水温は17℃くらいだと思いますが、かけ流しかつ、1メートルくらいの深さがあるので最高です。
深さ×水質のよさ=昇天
図らずもこの数式が成り立ってしまいました。アリストテレスが2000年以上前に発見した数式が現代でも通用するのにも歴史の重みを感じますね。

そして、この外気浴スペースが、気持ちいいんですよ。

でっかい木とまわりの民家のおかげでほどよく直射日光が遮られていて、心地のいい風を浴びることができるし、
チリンチリンという風鈴のやさしい音を聞き、

蚊取り線香のほのかなアロマの香りを楽しみ、

屋根で切り取られた青空を見ることができます。身体の芯まで癒される。いや〜、風情が半端なさすぎる!!最高です。

売店で飲みものが売っていたので、ロサンゼルス産のコーラを買いました。このコーラもおいしかったです。西海岸で飲むいつもの味。この変わらなさ、日本での成功の証だと思います。

さんざん、気持ちよくなったあとは、シャワーで汗を流して終了。気持ちのいいサウナ体験でした。
まとめ

蔵サウナ、ひと言であらわすと、和をテーマにしっかり世界観が作りこめられていたサウナでした。
予約のコースは午前か午後か選べるのですが、滞在時間が3時間近くあってめちゃくちゃゆっくり過ごせるのも推しポイントですね。
アウフグースや音楽のイベントもやってるので、今度はイベントに合わせて行ってみたいなと思いました。
・店名:蔵サウナ(KURA SAUNA)
・URL:https://kurasauna.wixsite.com/kurasauna
・住所:茨城県結城市結城183(JR水戸線結城駅から10分)
・営業日:パブリックデー 水〜金、10:00〜20:00
プライベートデー 土・日・祝日
*3セッション制
第1セッション:10:00~13:00
第2セッション:13:30~16:30
第3セッション:17:00~20:00
・料金:2,000円(パブリックデー)
8,000円(プライベートデー)
・注意事項:事前予約制。貸出水着に限りあり。飲食物の持込禁止。
