サウナ・銭湯

【営業停止】群馬にできたフィンランドサウナ。ホシフルSAUNAがすごい。

2021年10月14日、火事により営業停止となりました

 

ブーム、ブーム、サウナブーム。

2015年くらいから始まったサウナブームですが、その波がようやく群馬にも届きました。

フィンランド式のサウナ、その名もホシフルSAUNA。

キャンプやウインタースポーツで有名な沼田(川場)のキャンプ場に誕生です。

*水着が必要になります。

このすばらしき薪サウナを見てほしい

まず、とりあえず、サウナを見てほしいです。

焦げたストーブにサウナストーン――セルフロウリュもできる貸し切りタイプの薪サウナです。

薪をストーブの中に投入して部屋の温度も好きなように上げられるし、

あっつあっつのサウナストーンに水をかけて、ジュワッと熱波を起こすロウリュもやり放題です。

水風呂はかけ流しで、温度は15度未満。

やわらかくて包まれるような水質、身体はキンッと冷えて引き締まり、心はモターっと解きほぐれていく――マザーアースとひとつになるような、ユニバースでコンバースな感覚になれます。最高です。

外気欲もこれまた最高です。

山の澄んだ空気に身体がつつまれ、日頃のストレスが消えていく感覚があります。

というか空気、キレイすぎ。

空気清浄機を持ってきたら、空気ではなく機械がキレイになるレベル。ここの空気、PM0.0です。

でも、不思議なことがあります。

ここのサウナ、2021年の4月にできたのですが、ほぼ宣伝がされていません。

ログハウスのサウナ施設を作るのに費用はかかるし、その費用をペイしないといけないので、全国のサウナ好きを呼ぶために大体的に広告を打ちそうなもんですが、しれーっと出来上がっていました。

実はログハウス自体は30年前からあったそうです。

新しく建てたわけじゃなく、あったものを整備して使えるようにしたらしい。

外気浴した時に、スタッフの方が来たので、施設ができた経緯をざっくりと教えてもらいました。

使ってなかったサウナが30年ぶりに復活

キャンプ場のオーナーがフィンランドで購入したものの、キャンプ利用者のお風呂としてずっと使用していた。

キャンプ場のスタッフもログハウスをお風呂としか思っていなかったが、2019年にボイラーが壊れ、お風呂として使うことができなくなる。

ボイラーを修理しようか悩んでいた時、薪ストーブの存在に気づき、このログハウスがサウナ施設と分かった。

「いまサウナブームだから、面白いことになるかもしれない」と思い、ログハウスとストーブを整備して使うことに。

とはいっても、スタッフにサウナに詳しい人はいない。ほこりをかぶった薪ストーブ、温度の低い水風呂、これらがお客を呼べるものなのか判断できない。

そこで長野の野尻湖の近くでフィンランド式サウナを営んでいる「The sauna」の方に身に来てもらったり、逆に見に行ったりした。

また、新たにテントサウナを購入し、山を登り、川にはいったりもした。

サウナへの造詣は深まっていき、「いけそうだ」と自信をもって、2021年4月、本格的なサウナ施設をオープンすることができた。

「ここら辺は酒蔵があるほど水はキレイだし、鳥のさえずりは聞こえるし、ヴィヒタもある」

「ものすごく自然にあふれたいい所なんですよ」

そんなことを笑顔で語ってくれた。

まとめ

サウナは言うまでもなく最高で、群馬ではトップくレベルだと思います。

ただ、同時にスタッフの方のこの地域への愛、サウナへの愛を感じられました。

冬は1m以上の雪が積もる地域でもある豪雪地帯です。雪に囲まれながらサウナに入るのはものすごく気持ちよさそうばびで、また冬場にも行ってみたいです。

*キャンプ場の坂は急だったので、4WDか、2WDであればスタッドレスにチェーンを巻かないと登れないと思います。冬場に行く人は注意してください。

ホシフルサウナ

予約ページ

・住所:群馬県沼田市上発知町2543

・2時間:11,000円 *貸切 

沼田の名店。とんかつ金重で熟成されたトンカツを食べた。 沼田インターを下りて日光方面に車を走らせること20分。 番付表のように太く「とんかつ」と書かれたカンバンが現われる。 ...

https://kanmasukamasu.com/tanbarala

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たんぺい
群馬在住のフリーライター。まんぷくトラベラーとして巡った全国のご当地グルメを記録しています。

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