発達障害

苦手なことでも新しい趣味をやるのは、たのしい

不器用で飲み込みがわるいということもあって、あたらしいことを始めるとき、なかなかうまくいかない。

仕事のはじめての作業では、「こうやるんだよ」とやり方を見せられても必ずつまづくし、趣味は本を読んでもあまり理解できないため上達しないし、家具は説明書を読んでもうまく組み立てられない。

いろんなことを試し、失敗を多く体験して、それらのパターンを分析して改善していきながらでしか物事を進められない。

仕事や家庭で苦労することが多くて、「自分の能力のなさは厄介だな」と思うのだけど、あたらしい趣味をはじめるときに、この特性って、意外と得なんじゃないかなと思うようになってきた。

もちろん、世間の人と競ったり、誰かと一緒にやるような趣味は別なのだし、僕自身がのんびりとした性格ということも影響していると思う。

でも、一人で自分のペースで楽しめる趣味は、もの覚えの悪さがプラスになっているような気がする。

なんで、こんなことを考えたかというと、最近はじめた趣味がまったくうまくいかないものの、自分で試行錯誤するのが、楽しいし、ものわかりが悪いってことは、その分理解することが増えるので、「わかった」という快感を多く味わえるなと思ったからだ。

カメラで写真を撮るという趣味をはじめた

まったく、自分に向いていないカメラで写真を撮るという趣味を初めてしまった。

一眼レフのミラーレス自体は、子どもが生まれたときに買ったのだけど、ずっと使っていなかった。

設定はわからないし、機材は高いし、どういう写真がいいのかもさっぱりわからないし、調べても専門用語のオンパレードで意味がわからなかったので、買ったきりで、ずっと埃をかぶっていた。

まあ写真はスマホできれいなものが撮れるし、カメラの必要性って日常生活でそんなに感じない。

でも、最近、ふと出かけたときに、撮ってみたら、これがおもしろい。

まったくうまく撮れないのだ。ボタンを押すというシンプルな動作しかしないのに、うまい人と違って、めちゃくちゃヘタクソな写真がでてくる。

「どういう部分が、写真のうまい人と違うのか?」

「そもそも用語を知らないとどうしようもないな」

そんなことを考えながら、色々と調べると、新しい知識が増えていって楽しい。

自分で知ったことは、すぐに試すことができる。写真はよくなったり、わるくなったりする、楽しい。

試行錯誤しつつも、まったく写真はうまくならないのだけど、この何をどうしたらいいのか分からないのが楽しくてたまらない。

そもそも、自分は視野が狭いし(普通の人が180度見えるなら、30度くらいしか見えない)、視覚情報を頭にイメージできないし、軽い色盲もある。色彩感覚もゼロ。

映画を見ることもすくないし、美術鑑賞もほとんどしていないので、どういった絵がいい絵なのか判断する目も持っていない。

だから、絶対に写真は向かない。

自分の中で上達しても、おそらくうまい写真は撮れない。20年くらいやり続ければ別だろうけど、自分は飽き性なので、おそらく飽きる。

でも、新しくて、楽しいことをひとりでする分には、自分のペースでゆっくり好きないようにやればいいんじゃないかなと思っている。

とある村の少年のコピペを思いだした

ここまで、趣味のことを考えていて、とあるコピペをおもいだした。

中国の農村に数学の才能のある子供がいた。それを知った数学者が進学させて数学を学ばせることを勧めたが、両親は農家を継がせるからと進学させなかった。
時が流れ、学者がその少年に再会した。少年は大人になっても独学で数学の勉強を続けており、「大変な発見をした、どんな二次方程式でも解ける方法を見つけた」
と言っていたが、彼が発見したと言っていたのは二次方程式の解の公式だった。

適切な環境で学ばないと、才能が無駄になってしまうという寓話だ。

仕事、やり遂げたいことがある場合、これは当てはまる。時間は有限なので、先人に学んで、ショートカットすることが大事だ。

だけど、ただの趣味の場合、別に当てはまらないと思う。

ここでの趣味は「まあ楽しめればいいや」というレジャーくらいのレベルで、高みを目指すものではない。

「まあ楽しめればいいや」の場合、楽しめることを増やすのが一番なので、自分で「二次方程式の解」を見つけていけばいいのではないかと思う。

自分で発見できる、理解できること、色々と試行錯誤することはなにより楽しいからだ。

いまの世の中、SNSが発達して、仕事でも趣味でも、高みを目指さないといけないという風潮がある。

すぐに正解に辿り着かないといけないという圧がある。

でも、物事によっては、ショットーカットして正解を目指さなくてもいいものもある。

自分にとってのカメラは、そんなに高みを目指さなくてそれなりに楽しみたいというものなので、ちょっとずつ楽しむためにやっていきたい。

まあ高みは目指そうと思っても、ものわかりは悪いし、視覚も弱いし、写真の審美眼もないので、無理ではあるので、ちょっとあきらめというか負け惜しみにはなってしまうのだけど。

でも、せっかくなら、自分のものわかりの悪さを利用して、たくさんの「わかった」を得て、たくさんの楽しいを体験したいなとも思う。

趣味はたのしむためにあるのだから。

ABOUT ME
たんぺい
ぐんま在住。30代。 「日常をちょっとだけ楽しむ」をモットーにブログを書いています。 ブログのメインテーマ:ぐんま、雑記、発達障害、サウナなど

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