発達障害

全ADHDがいますぐサウナに入るべき、たった2つの理由

ここ数年、サウナブームがきています。テレビやネットでも取り上げられ、政治家からアイドルまで誰もがサウナについて語る時代に突入しました。

かくいう僕もブームに触発されて、3年前くらいからサウナに入るようになりました。そして初めてサウナに入った時の衝撃たるやそれは驚きでした。

頭がかつてない程、スッキリしたのです

この時のスッキリ感はADHDの薬であるストラテラを飲んで、同時にリポDを10本飲んだような感覚でした。

頭の中のモヤが全て取れ、ネガティブな感情がなくなり、ものすごくフラットな感覚になったのです。

完全に悟りを開いたというレベルで、この時ばかりは「僕ってブッダの生まれ変わりだったのか・・・」と勘違いするほどでした。

本当に、サウナはすごい。

そんなすごいサウナですが、ADHDこそ入るべきです。その理由について、説明していきたいと思います。

サウナに行くという場合、サウナと水風呂に交互に入ることを指します。

この記事でも、サウナに入る=サウナと水風呂に入るという意味で使っています。

人によってサウナと水風呂のサイクルは異なりますが、サウナ:5~6分、水風呂:1分の人が多い印象です。

頭のごちゃごちゃが消えて、スッキリする

ADHDにとって、頭の中はごちゃごちゃしています。

でも、サウナと水風呂に交互に入っているとそのごちゃごちゃが消えてなくなります

このスッキリ感はマジで半端ないです。サウナに入る1番のメリットです。頭の中が静かになるという感覚を味わえます。

理由は、サウナに入ることで脳内のDMN(デフォルトモードネットワーク)の活動が少なくなるためです。

DMNとは何もしていない時に働く脳のネットワークです。ぼーっとしている時に働く脳の機能ですが、このDMNの活動が多くなると脳疲労が起きて疲れやすくなると言われています。

ADHDの人はこのDMNが過剰に働いています。その結果、色々な物事が浮かんだり消えたりして、常に脳内がごちゃごちゃしている状態です。

サウナに入ることで、このDMNの過剰な働きを抑え込むことができて、すっきりすることができるのです。

「医者が教えるサウナの教科書」では、サウナに入ることと強制的に思考が停まり、DMNの消費量が減るから、すっきりすると書かれています。

したがって、脳が最大限のパフォーマンスを発揮できるようにするためには、DMNの消費量を減らすことが非常に大切です。そして、サウナに入ると強制的に思考を停止させられるため、DMNの消費量が減ります。それにより、「脳がスッキリする」「脳疲労を防げる」「集中のスイッチに切り替わりやすくなる」「集中に切り替わった状態が持続しやすくなる」等のメリットを得ることができるのです。

医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

ADHDはDMNの過活動を起こしているので、サウナの効果は実感しやすいです。

個人的な体感としては、脳内がスッキリして、ネガティブな感情も消え去っていきます。

サウナに行ったことがない方は、ぜひともこのリフレッシュ感を味わってほしいです。

夜にぐっすりと寝られるようになる

これも体感として大きいのですが、サウナに入ると夜の寝つきが良くなります。しかも途中で起きることなく朝までぐっすりです。

ADHDもしくは発達障害者にとって、睡眠障害は切っても切り離せません。

夜眠れない、夜に途中で起きてしまう、寝ても疲れがとれにくいと悩んでいるADHDの人は多いと思います。

僕自身、睡眠の質が低いせいか、1日に8時間の睡眠を取ったうえで昼寝を取らないと日中はとてつもなく眠くなります。実際に仕事をしていると昼寝なんてできませんので、この眠気の問題はやっかいです。

発達障碍者は一般に睡眠効率が悪く、七~八時間寝たと思っても、実際には眠りが浅く、四~五時間しか睡眠がとれていません。

このためどうしても昼間の居眠りが多くなります。


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個人的な経験になりますが、サウナに入ると睡眠の質はかなり改善されます。

夜中に起きることもなく、朝までぐっすりと寝ることができて、朝おきるとさわやかな感覚になります。運動したあとのようにぐっすり寝られるので、身体の調子がよくなります。

科学的に証明はされていませんが、サウナで睡眠を改善した人は多いそうです。

サウナに入ると、短時間で深い睡眠を得られるようになることに加え、日中の眠気も防げるという驚くべき研究結果があるのです。まず紹介するのは、サウナに入ると、75%の人に睡眠の改善が得られるという研究結果についてです。これは、2019年に報告された最新のトピックスですが、なぜそのような効果が得られるのかという医学的なメカニズムはまだ解明されていません。

医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

まとめ

ADHDでサウナに入ったことがない人はいますぐ入ることをおすすめします。

もちろん体質的に合う・合わないはあります。

僕自身、頭のうるささと睡眠の質が低いことには悩まされ続けていますが、サウナに入るようになって改善はされました。

サウナが全てを解決してくれるわけではありませんが、かなり効果は実感できます。
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ABOUT ME
たんぺい
フリーライター/おもしろいの枠を広げるためにボーダレスに記事を書いています/執筆→『Paiza Tech Team Journal』『リアルサウンド テック』『徳間書店 食楽web』『小学館 HugKum』など/サウナとこってりしたものが好き

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